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2007年6月28日 (木曜日)

このままでは角川は損して得しない

ニコ動やようつべでハルヒやらきすたの動画が削除されまくっているらしい。
そういう話を聞いてフーン見逃したら困るなーと思ったいたんだんだが・・・
やっぱりというか、なんというか。
削除は角川側の要請らしい。

・・・空気嫁、角川。
ハルヒがヒットした理由の一つに、ようつべなんかへのアップに対して寛容にしていた、というのがあるのは当初から言われていた。
そりゃそうだ。もし作った作品を見てもらう事を最大優先するなら、とにかく見てもらう機会を増やすしかない
TVでの放送は週に1回、しかも深夜。下手をすればスポーツ中継延長なんかで時間が変わることもある。それじゃあ視聴者数はたかがしれている。
それに比べると動画サイトは時間やチャンネルに関係なく、インターネットに接続できるなら、世界中の人が見ることが出来る。そんな動画サイトにアップされたら、世界中で凄い数の人が見る事になるんだよ。
だからこそ、ハルヒのEDをマネして踊ったりする人が、世界中に居たんだ。
曲の歌詞もわからないのに、面白いからマネして踊ってたんだよ?本当にあっちこっちの世界中の国の人が。
ただ、動画サイトへのアップロードは、間違いなく著作権に反する。作った側が消せと言えば、即効削除に決まっている。
がハルヒがアップロードされている頃は、動画削除依頼なんて事はしなかった。
もちろん著作者が著作権を破棄したわけじゃない。・・・たぶん「損して得とれ」の考えだったんだろう。

動画サイトにアップされれば著作権を侵害される・・・が、じゃあそれで金銭的損害が出るだろうか。
もともと無料の地上波で放送されているアニメだし、それが動画サイトで見れるようになったところで製作側は別に損はしない。むしろ、見逃した人や放送局が無くて見れないという人が見る機会になるので、視聴者は増える。
動画サイトでアニメを見る事で利益を得ている人が居るわけでもないしね。(ようつべ等の動画サイトが利益を得ていると言えば、まあ得ているような、それはまた違うような)
そして視聴者が増えることにより、そのアニメに関するグッズや書籍といった物を購入する層は増える。結果としてプラスになる。
そう考えて、あえて動画を消さなかったんじゃないか。ハルヒの頃はそう思っていた。
そして結果として、それは大成功だったろう。ハルヒ関連グッズの売れっぷりはハンパなかった訳で。実際すげー売れたろ?マジで。その何割かは深夜の本放送ではなく動画サイトでハルヒを見た事がある人だろう。
初めて見たのが中盤や後半だと見る気が起こらない事もあるが、インターネットで最初からちゃんと見直せるんだから問題ない。
面白いと話題になっているが、もう最初の何話か見逃しているし・・・なんて事も関係ないなんて、見る側にとっては素晴らしいじゃないか。
毎週の放送を見逃したって大丈夫、数時間後にはアップされているから、かなり荒い画像ではあるが、ちゃんと見れる。
これだけ視聴者を減らさないで増やす事が出来るシステムなんて、製作側がお金払っても簡単に手に入れられる物じゃないぞ。
それに視聴者も自分たちに利益となる態度を取ってくれている製作側(ハルヒの場合は主に京アニ)に好感を得るから、ますます状況はプラスになる。
「この新アニメは京アニが作ってるって」だけでチェックする事になるし、京アニの過去の作品を見てみようかな、なんて気も出てくる。

とまあ、ここまでだと動画サイトへのアップは良い事だらけのように思えるが、確実に損する人がいる。
それはアニメ本放送時にCMを出している会社。
動画アップされた時はCMカットがデフォだから、CMを見てもらえない。
TV番組はCMを出すところからお金を貰って番組作ってるわけだから、CM見てもらえないならお金出す意味ねーよって事になりかねないから、角川も必死になって動画削除しているんだろうな。

。。。

が!


いやね、ぶっちゃけ深夜アニメのCMってさ、どうせ関連雑誌とかCDとか、そういうCMしかないじゃん?CMカットされても関連グッズ売れれば問題なくね?とか思うんだけど、そこんとこどうなんだろう。
動画削除した結果得られるスポンサー料と、低下するであろう視聴者が買うはずだった関連グッズの利益。どっちが多いんだ?

まあとにかく、突然ハルヒやらき☆すたの動画削除をバリバリ始めた角川。
視聴者が減るのは間違いなく(なんせ放送局のない地域の人は本気で見れなくなるからね)、それにより関連グッズの売れ行きなんかも低下するのが見込まれます。
だって、冷めるじゃん。ずっと自分たち側にやさしいと思っていた会社が、いきなり手のひら返したんだよ?
必死になってTV放送を見るとでも?いや、そこまでしねぇよ。他に面白いアニメいっぱいあるんだし。
見逃したからDVDを買うとでも?あんなクソたけぇDVD買うわけねぇだろ。それこそ、そういうのを買うアニオタ層を、角川は今、必死になって敵に回しているんだ!

 

 

・・・まあ「損して得とれ」ってのは売る側の言う事であって、買う側が言っても説得力ないんだけどね。中の人はどう思っているんだろうなぁ。

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コメント

アニメDVDが高いのは今に始まった事じゃないけど、今までは皆それに納得して買ってたんだよ。買わなきゃ見れない人も居た訳だからね。
というか、この業界は『買い支える事がファン活動』的なところが大きいから、なんだかんだでそこそこ売れてたんだよ(だから安くならなかったってのも有るけど)。

でも、今のこの状況で映像の価値が凄い落ちちゃったんだよね。今までの『買ったから持ってる』っていう購入者側の優越感までも無くなる訳だ。だって皆持ってるんだもん。画質悪い奴だけど。
製作者側も多少の特典付けたって、その特典が発売当日にアップされりゃぁ買った方も冷めるでしょ。
今回の対応は、金を落さないファンではなくて、買ってくれるかもしてない層への配慮という面もあると思う。

ファンサービスという面では今回の判断は難しいけど、決して悪い行為じゃないと思う。むしろ本来の体制に戻ったんだし、MADは消されずに残ってるし。ファン活動の場はまだ残されてるよ。
欲を言えば、削除の代わりに有料会員に一定期間ストリーミング配信実施とか、そういうのをやって貰いたいね。

おお本当だ、まだMAD系は結構残っているじゃないか。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm468837
ぱぴらたんは今までも買い支える側だったろうから、そっち側からの意見って凄くなるほどと思った。
正直そこまで考えが及ばなかったよ。
・・・んが、それでもやっぱり今回のはちょっとなぁと思うのよね。
なんていうか、ハルヒの対応を見てる時に、今までに無い新しい売り方をやってるなと、凄いなぁと思っていたんだよ。
作った作品を売って儲けるだけじゃなくて、それを媒体にしてもっと商売を広げていくような。
例えばAppleはiTuneMusicStoreでまさにその通りの商売をして音楽の世界を変えた。
それまで圧縮した音楽データは違法コピーされるだけの悪者だったのに、Appleは手軽に格安で販売する事により立派なビジネスとして成功させて、ユーザーには音楽に触れる機会を増やした。
まあAppleは音楽ではなくハードウェアを販売して利益を得ているってのはあるけどね。
とにかく、売る側にも買う側にも利益になる、そういう新しいビジネスモデルを作るんじゃないかって期待していたんだよね。俺は。
だから正直今回の対応にはがっかりだ。旧体制にまた戻るって事じゃないか。

もし角川が自分たちで動画サイトを作って安価もしくはフリーで過去のアニメ作品を配信するとかなら、もう全然OKなんだけどね。それで。
とにかく現行のアニメの商売のシステムがあまりに非効率的で納得いかねぇ。もっとうまく儲ける方法あるだろうに・・・。
儲からない世界に優秀な才能は来ないし、成長する事もない。モータースポーツもアニメもそれは同じだ。

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